メジャーリーグ・ロサンゼルス・ドジャースに所属する佐々木朗希投手は、2025年シーズン序盤に故障者リスト入りして以来、現在も公式戦復帰の目処が立っていない状態です。 佐々木朗希 次回登板予定 については、複数の球団関係者や監督の発言からも、具体的な日程は設定されていないことが明らかになっています。
右肩インピンジメント症候群での戦線離脱
佐々木投手は2025年5月13日（日本時間）に「右肩のインピンジメント症候群（shoulder impingement）」と診断され、**15日間の故障者リスト（15-day IL）**に登録。その後も症状の改善が見られず、6月20日には60日間の故障者リスト（60-day IL）へと移行されました。
この疾患は、肩の筋肉や腱板が肩峰との間で挟まり痛みや可動制限を引き起こすもので、投手にとっては特に慎重な治療とリハビリが必要とされます。
ドジャース監督の見解：「今季の復帰保証はできない」
ドジャースのデーブ・ロバーツ監督は、6月中旬にメディア対応した際に、佐々木投手の状況について次のように述べています。
「今季中に復帰する保証はできない。今後の計画には彼がいないことも考慮している」（ロイター通信、2025年6月16日）
また、「現在はIL（故障者リスト）から外れるための準備が整っていない。球団としても、無理をさせるつもりはない」と強調し、慎重な対応を続ける方針を示しています。
このコメントからも、 佐々木朗希 次回登板予定 が現時点では設定されていないことが明確に読み取れます。
現在のリハビリ状況と今後のプロセス
報道によると、佐々木投手は現在もリハビリを継続中ですが、キャッチボールやブルペンでの投球練習といった段階には至っていないとのことです。従来、メジャーリーグでは60日ILから復帰するには、段階的な投球練習→リハビリ登板（マイナー）→メジャー復帰というステップを踏む必要があり、早くても数週間、通常は数ヶ月を要します。
したがって、球団が慎重姿勢を取る限り、2025年シーズン中の実戦登板は非常に困難との見方が広がっています。
次回登板予定が「未定」であることの影響
佐々木朗希選手は、メジャー移籍後に高い注目を集め、開幕戦では160km/h超の速球を披露するなど華々しいデビューを飾っていました。しかしその後の離脱により、ドジャースの先発ローテーションにも大きな影響が出ています。
また、彼の登板を楽しみにしていたファンやメディア関係者にとっても、「次はいつ投げるのか？」という疑問が広がる中、公式に「未定」とされたことは非常に大きな意味を持ちます。これは単なる調整遅れではなく、身体的コンディションに対する長期的な不安要素が絡んでいることを示唆しています。
公式情報による今後のチェックポイント
今後、佐々木朗希投手の復帰可能性を判断する上で、以下のようなポイントに注目が必要です：
- キャッチボール再開の公式アナウンス
- ブルペンでの投球練習開始
- マイナーでのリハビリ登板情報
- ドジャース監督・球団公式サイトからの更新
これらの要素が揃うことで、ようやく「次回登板予定」が現実味を帯びてきます。
結論：次回登板予定は完全に未定、復帰には長期化の可能性も
現時点において、 佐々木朗希 次回登板予定 は完全に未定です。ドジャース監督の明言、肩の状態、リハビリの進捗を総合的に考慮すると、2025年シーズン中の復帰は難しい可能性が高い状況にあります。
球団は佐々木選手の将来性を重視しており、短期的な復帰よりも、肩の完全回復と長期的なキャリア維持を優先しているのが現実です。ファンとしては残念な状況ではありますが、今は彼のコンディションが万全になることを静かに見守る時期といえるでしょう。
